米沢散策12012年05月23日 23時35分35秒

平日に米沢へ来るのは久しぶりなので、駅の客層に違和感。図書館で次回の資料集め。寺社を数ヶ所見たあと、いつもの弥平さんで板蕎麦をいただき、伝国の杜へ移動。午後、首都圏で講演して戻ってきた直江会K氏と合流、お願いしておいた資料をいただいた。未見だ、うれしい。
「御廟所へでも行きますか?」ってことで、K氏の車で移動。御廟所の資料館を見て、受付の方々としばし喋る。上杉虎雄様作成の上杉系図(¥1,000なり)はここでしか手に入らず。かさばるので買わず。
その後、白布温泉へ。温泉へは入らなかった。いろいろ史跡を案内していただき、旅館やお店の血縁関係だとか裏話だとかを教えていただく。
稽照殿
上杉神社・稽照殿。震災の影響で閉館していたが、このたび半分だけ公開。

上杉記念館(旧上杉伯爵邸)
上杉記念館(旧上杉伯爵邸)

白布温泉・西屋
白布温泉・旅館「西屋」

白布温泉からの帰路、小野川温泉にも立ち寄った。まことかウソか、小野小町隠棲の跡というのがあり、実際に山中に石段跡や平場がある。誰かが住んでいた痕跡だ。
また、館山では、伊達政宗の居城だったとして、発掘調査が開始されるそうだが、K氏が恩師から聞いた話では、現在の館山城はチャシ跡で、それに手を入れた見張り台。実際の館山城は館山公園のほうではないかと話された。その傍証として山上の公園に向かうように一から四の坂があり、そのうちの一の坂はクランクを経て館山公園へ向かってくる。付近には矢来といった地名も残る。K氏は輝宗の居城だったのではないか、と言う。
夜、K氏から小生に会いたがっていたというM氏を紹介され、3人で飲む。M氏は、雲井龍雄の未亡人が再嫁した家の末裔。家に上杉や雲井関係の史料がたくさんあるそうで、今度拝見させていただけるようお願いした。
米沢一日目終了。