桐野さんの書評2011年07月06日 22時56分46秒

歴史作家・桐野作人さんが新潟日報(7/3)に拙著『上杉景虎』の書評を書いてくださった。同紙はなかなか読めないので、都立中央図書館にでも行った際に読んで来ようと思っていたところ、桐野さんがメールで紙面のPDFを送ってくださった。
ありがとうございます。


桐野さんの書評内容とは関係ないのだが、ついでなので、サブタイトルについて補足。「謙信後継を狙った反主流派の盟主」。これは反主流=上杉景虎ということではない。上杉家中における反主流派(政権運営から遠ざけられている者たち)のことであり、彼らが担ぎ上げた人物が上杉景虎であったということである。
かみくだいて言えば、上杉家の政権運営から遠ざけられていた、あるいは携わっていなかった人々(便宜上、反主流派)が、景勝政権に異を唱え、対抗馬として上杉景虎を担ぎ出し、これを盟主として崇め、謙信の後継の座を得るべく活動した・・・という意が込められている。

歴史街道に2011年05月07日 21時22分23秒

歴史街道(PHP研究所)の最新号、話題の新刊のコーナーに『上杉景虎』が紹介されていた。書影と書誌事項のみだけど。

家族、3.11の記憶、広告掲載【kkk】2011年03月17日 17時47分14秒

朝から術後経過の検査を親族が受けるため、都内の病院へ向かう。偶然も作用して、両親、義弟、叔母が集まり、検査結果を待つ間、身重のために来られなかった妹が握ったにぎり飯を食べた。地震以来、友人達とはメールでのやりとりが中心で、職場の人間以外に話すことも少なかったため、ホッとするようなひとときだった。
帰宅後、M社から『上杉景虎』の広告をK新聞に掲載したということで、掲載誌が送られてきた。新聞一面の真下に出ていた。
日付は3月10日。いっそ時間を逆戻しして、あの時に帰れたら・・・と、そんなことを思った。ひとりの人間にとって、一生忘れない記憶というのは、数にすればどのくらいあるのだろう。2011年3月11日の記憶は間違いなくそのひとつになったのだが。

契約書が来ました【kkk】2011年03月10日 20時13分53秒

M社K氏から正式な契約書が送られてきた。順序が逆のようだが、他社でも本が完成してから契約を交わした。本の場合だとページ数やら見込みどおりに行かないため、印税の確定も事前には難しいのかしらん。
K氏は、某大型書店の全国支店での売り上げ状況を知らせてくれた。土地柄も関係しているだろう。首都圏は別として、仙台は5の5。那覇は5の0(笑)
・・・笑っている場合か。
しかし、「歴史物としては好調です」というK氏の言葉と裏腹に、出版業界における厳しい現状をつきつけられた気分だ。
まあ、そこんとこはおいといて、とりあえず、ハンコついて返送しなければならん。

あちこちへ発送【kkk】2011年02月01日 11時46分20秒

版元から送られてきた見本を知人や出版社でお世話になった方々にお届けする。三日前にぎっくり腰になり、緩慢な動作で発送処理。