白河から米沢まで2012年04月28日 23時37分15秒

朝、S氏夫妻と合流。奥州道中開始。
震災の爪痕残る白河の関(境の明神)

踏瀬の五百羅漢。「前田慶次道中日記」にも描かれる。今や東北自動車道の下敷きに。供養塔の中には鎌倉時代のものもある。以前は彩色された羅漢像もあったらしいが、持ち去られてしまったのかなあ〜



真偽いかに。関ヶ原の前哨戦・上杉家逆転の秘策「白河革籠原決戦」の舞台!?



和歌の名所・安積山。前田慶次は「古来、みんな安積山を歌に詠んだ。そんな名所にやって来て、ここで詠まずに何とする!?」と日記に書き付け、次の一首をものしている。

心あらん人に見せばやみちのくの浅香の山の残るかつみを


安積山は桜満開。

上杉氏の参勤交代の道・旧米沢街道。標柱に「紫の宿」。どんないわれがあるのだろうか?


夜はS氏宅(江戸時代の古民家)へご厄介に。あたりに照明はない山奥で、満天の星や天の川を見たのは何年ぶりだろう。