本を読んでいてドキッとする2008年06月23日 00時31分56秒

何がドキッとするかというと、他人の本を読んでいて、自分の名前に出くわすことである。照れくさいような、著者がどんなことを書いているかのかコワイような複雑な気分である。
同時に、あの頃のあんなマイナーな記事を読んでくれていたのか、と驚いたりする。

中井英夫は言った、「小説は天帝に捧げる果物、一行でも腐っていてはならない」

庵主が手がけるような仕事の場合はどうか。小説ではなくとも、腐爛させないような内容であれかしと、自戒する。