史料がない、も収穫のうち2009年06月02日 23時28分59秒

都立中央図書館に7時間ほどこもった。ちょっと準備中の仕事にからんで調査していたが、その件に関しては「史料がない」ということが判明したのが最大の収穫(徒労ともいう)だった。
それとは別に、 一件、検索した結果(開架資料だった)をもとに書架を探したが、資料が見つからないものがあった。以前にも利用した資料なので、変だと思った。こう見えても元図書館司書であるから、本の背をブラウジングするのはそれなりに馴れているつもりである。老眼がすすんだかと思ったが、やはりないものはない。コンシェルジュ?を呼び、事情を説明。彼女は「探してまいります」と言って書架へ消えていったが、しばらくたって手ぶらで戻ってきた。「職員さんに来てもらいます」ということになったが、そろそろ庵主にはオチが見えてきた。目録所在情報の誤りである。
つまり、OPAC上は「開架」となっているものの、実際は閉架資料として扱われ、書庫に鎮座しているのではないか、ということ。それから駆けつけてきた司書さんと書架を見たが、やはり見つからない。三度目の検索を司書さんの前でして見せて、間違いがないことを確認。
で、「書庫を見て来ます」ということになった。案の定、求めていた資料を持って来てくれた。

数年前に同じようなことがあったっけ。OPACの検索結果をもとにカウンターに請求出したら、驚かれて、「これをどこでプリントアウトしたんですか」「これは出ちゃいけない資料なんです」と、まるでこっちが悪者になったよう。揚げ句の果てに貴重書コーナーのようなところに連れていかれて、「ここで見てください」と言われたこともあった。図書館側にとってはアクシデントだったかもしれないが、こちらはおかげで『前田慶次』を上梓できた。
今ではその史料はもうOPACからは検索できないようになっていると思う。

「天地人─直江兼続とその時代」展2009年06月03日 23時03分17秒

「天地人─直江兼続とその時代展」を見に、六本木へ行ってきた。ミッドタウンは初めてである。
各地の美術館の企画展示夜間開催はあたりまえとなっているが、先日出かけた上野の「阿修羅展」がそれなりに人が入っていたことを思えば、何だこの空き様は、と心配になった。
空いている観賞はこの上ない贅沢&幸運ではあるのだけれども。

話題の愛の兜は複製だった。まあ、本物は何度も見ているので、別にいいが。それを反映してか、図録の表紙は宮坂考古館所蔵のあの梵字「普賢菩薩」の浅葱糸威だった。(個人的にはこっちのほうが好きである)
「・・・その時代展」とあるため、兼続や上杉家関連が半分、秀吉に代表される安土桃山文化の関連が半分といったところか。華やかさを添えるには致し方ないかもしれない。
前田慶次が熱田神宮に奉納した太刀も見ることができた。せっかくならば、静嘉堂文庫蔵の兼続所用太刀「後家兼光」とか、奥さんのおせんさんの関連史料もあるとよかったかな。
「北野天満宮檜皮葺き奉加帳」が気になっていたので、見られてよかった。兼続が米百石を寄進している記録である。

ゲラ赤入れ【zukai】2009年06月09日 07時44分45秒

S社単行本のゲラが昨日届いた。11日必着でということであるが、睡魔に襲われ、手をつけなかった。今朝、起き抜けにざっと赤入れ。コラム記事の分量オーバーがあり、相当削らなければならない。

ルビには注意しよう【zukai】2009年06月10日 19時56分48秒

S社単行本の初校。今朝、無理やり完了させる。削りまくった。再校あるんだろうな〜?(不安)
編集部でふったらしいルビにおかしなものがあり、それのみ再チェックして、投函。

あれ?あれれ?【zukai】2009年06月11日 21時38分36秒

校正ゲラ、速達で出したぞ。で、帰宅したらS社からでかい封筒が。
ゲラって、あれで全部じゃなかったのか。そういえば、こんな文章書いたな、と追加のゲラを読みながら、ひとりごちる。
またもや、字数(というより、行数)オーバーである。